院長ブログ

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2020年02月10日 14時28分
梅が満開です 薪割りの方法

今日の京都は曇りです。
昨日から本格的な寒さです。
暖冬暖冬といっても、とうとう、寒くなりました。

ちょっと体にこたえます。

でも、もう、梅は満開です。
花粉症も始まって、菜の花も咲いています。
やはり、春は春ですね。
ただ、昨年は3月4月と気温がなかなかあがらず
じまいでしたのでことしもそう簡単には
楽させてもらえないかもしれません。


さて、先日の大木の薪割りの続きです。
木の断面は中心部の心材と 辺縁部の辺材に
わかれています。
割やすいきなら、中心部からどかんと
まっぷたつにできますが、
手強い相手だと、それは無理です。

そういう場合は、辺材から狙いを付けて
周りからわっていきます。
これでもかなり苦労します。

写真のとおり、辺縁部が割れるのは割れるが、
くっついたママは慣れないという事態になります。

そこで思いついたのが、ログプープです。
円形に薪を保存するおしゃれ薪棚です。

これを辺材のかたまりで模してみました。

ちなみに、辺材はムクの木で
中央を埋めているのは樫の木の薪です。
いかがでしょうか?
結構気に入っています。
最終的にはすべて燃やします。


2020年02月03日 07時48分
薪割りがんばっています。樫の牡丹模様をみつけました。

今日の京都は晴れです。
冬らしい天気になってきました。
やっと寒さが例年並みになったという感じです。
でも暖冬だったのに例年並みになると
体にこたえますね。

まず、前回の回答です。
実際に燃やしてみますと
左の太いポプラの木より、右の細い
ムクノキの方が水分を残していました。
恐るべしムクノキです。
あれだけ炎天下でぼろぼろになっても
芯には水分をのこすなんて強者です。
丸のママの薪よりも、
やはり薪は割ったものがベストです。

さて、樫とムクノキの原木を入手しました。
どちらも私の中では過去最大の直径です。

樫は樹齢70年くらいはありそうです。
それでも戦後生まれですね。
戦争中は、京都中の木が切られて燃料になった
そうですので、京都市内では樹齢70年前後の
木が最高齢になるようです。

樫の木は、太くなると断面に牡丹の模様がでてくる事があります。
話には聞いていましたが、
実際に見てみると見事なものです。
自然の造形はなかなかまねできません。

割るのも忍びないような立派な木です。
でも、割るんです。そうしないと薪になりません。

そうはいっても、これだけ大きいと
割るにも一苦労です。
とくにムクノキは難敵です。

次回以降に、どうやって割っていったかを
ご紹介する予定です。



2020年01月27日 8時54分
どっちがより乾燥しているでしょう

今日の京都は雨模様です。
梅雨のようですね。
気温が低いのでつらいです。

さて、薪は、割って薪にしてから
いい薪として焚けるようになるまで
1年以上は乾燥させる必要があります。

表面はすぐに乾くのですが
芯まで乾かすには時間が必要です。
建材などでは人工的に乾燥させる事も
行われているようです。

炎天下で風通しの良いところにおいておくのが
ベストです。
雨がかからないように屋根があればよりベターです。
ただ、乾燥具合は樹種や置いた高さ(薪棚の下のほうか
上の方か)にも関わってくるので
見た目ではわからない事もあります。

さて、今日のクイズは、どちらの薪が
乾燥しているでしょうか?

どちらの薪も炎天下で1年放置しています。
左の太い方がポプラの枝
右の細い方がハンノキの枝
です。
どちらも丸のママの薪です。

一般的に割った方が丸のママより乾燥が早いです。

参考として、4−5年放置して
からからになっている薪をのせておきます。
どちらもかぴかぴでスポンジのようです。
ここまでくると樹脂成分も抜けています。
これはこれで乾燥し過ぎです。


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